この現実は妄想なの?!

はじめまして。

心理セラピスト せきねゆか です。

リトリーブサイコセラピー🄬のセラピストなので、私の中ではリトリービストとか、リトリーバーとか名乗りたいところ(笑)ではありますが、伝わりやすさで心理セラピストと書いています。

どうしていつもこうなるの?どうしたらいいっていうの?

こんなにどうにかしようとしてるのに・・・ああ、しんどい・・・

そんな生きづらさや、悩みから抜け出すヒントとなるようなことを!

心理視点を中心にお届けします。

初っ端のテーマは

題して”この現実は妄想なの?”

これは、セラピストがお話を伺う際に常に頭の片隅に置いている、大切な視点の一つです。

どんな風に、どんな世界をみているのだろうか?

ここに寄り添います。

どうして大切にしているのか?について書いてみます。

事実と現実のはざま

人は無意識に事実と現実のはざまに経験則を当てはめて物事を解釈している

事象 + 解釈 = 現実

例え話です。

SNSのグループトークでの事です。

Aさんが、どうなっているのかわからないことについてBさんに尋ね、対応をお願いしました。

Bさんから尋ねに対してお尋ねが返ってきたので、詳細を知っているCさんが返信したところ・・・

Bさん

「私からのお願いは私に直接連絡してほしいという事だけです!そんな前のことは思い出すのに苦労しました。忘れたことは申し訳ないが、なぜその時に催促しないのか?今になって揚げ足を取られるよな事を責められるように言われ、不愉快な思いをしました」と。

AさんCさん

ん?なに?はい?・・・・・。

AさんとCさんの尋ねに対しての返答はないまま。

直接連絡をしてるけど・・・

そんな前の事って・・・ずっと待っていたのだけど忘れてたのか。

催促しないのがいけなかったの?

尋ねられたから答えたまでで・・・

責めてないけど?

でも、こういうことってありがちなのですね。

AさんもCさんも???となるこのやり取りのはざまにCさんの中で何が起こったのでしょうか?

Bさんの現実は揚げ足をとられて、責められたように感じて不愉快なんですね。

どんな解釈が加わるとそうなるのでしょうか?

心理的には、投影が起こったと考えます。この投影こそが妄想のもと。

妄想とは?

妄想とは明らかな反証があっても確信が保持される、誤った揺るぎない信念である。 妄想は、形式面では一次妄想と二次妄想に、内容(主題)面では被害妄想、誇大妄想、微小妄想などに大別される。

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%A6%84%E6%83%B3#:~:text=%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%81%A8%E3%81%AF%E6%98%8E%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%AA,%E3%81%AB%E5%A4%A7%E5%88%A5%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

Bさんは今回の出来事を通して、今と過去、目の前の人と誰かをいわば、ぐちゃぐちゃっと織り交ぜて現実化しています。

本人は、とても不愉快とあらわされた感覚を体感しているので。それを取り除くために、外側に原因を見つけ、自分を守るために攻撃に転じて突き放しています。

この後の関係を良好に築いて行けるのでしょうか?

その後の結論として、担当から外れました。物理的に解決できたのでしょう。

その妄想力を想像力に!

これは、Bさんの中で起きていることなんですね。自分の内側で起こる事を外側を変える事で一時。一旦。その瞬間は解消できることでしょう。

でも、ちょっと待って?いつもこのパターンを繰り返してないか?と、そこに気づく事がとても大切です。

繰り返すには、繰り返す理由があります。このパターンを繰り返すことで人との関係が続かない・・・

親密になれない・・・心の奥底で、孤独のさみしさを抱えているように思う。

そう感じているのであれば、これを自分が抱えている問題として解決したい!と望むのであれば、そのためにセラピストは全力を注ぎます。

リトリーブサイコセラピー®のセッションは、お悩みや困りごとを物理的に解消することが目的ではありません。

心理的に抱える、問題を引き起こす原因をダイレクトに取り扱い解決するためのものです。

この妄想のベースにある揺るぎない信念がどんなものなのか?

誰との関わりの中で、どのように作られて、持つにいたったのか?

これから先を、どう生きていきたいのか?

ご本人の心の中にあるものを、一緒に見て、一緒に感じて解決へと向かいます。

人の想像力は創造力だと思います。

似て非なるものの妄想ですが。力の使い方としては同じなのかもしれません。

妄想が広がる時は、こういうものだ!こうに違いない!といった強い決めごとや、

思い込みから広がる世界を見ていると言えるでしょう。

でもこれは、辛く苦しい過去の経験の中から、無意識に自分を守るように、

何かを避けるように身に着けた方法でもあります。

そうしている事が、いけないとか間違っているという事ではないのです。

今、ここから。

私も妄想界の住人でした。

でも、一度きりの人生をリアルに生きたいと、私は心底望みました。

その力を、本来の自由な発想から広がる世界を創る想像力に切り替えて行きませんか?

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